弊社のこだわりBELIEF

東亜のガラス製温度計と技術へのこだわり

技術へのこだわり

創業1904年より弊社のものづくりの原点は「計る事」をテーマに微力ながらも社会の発展に貢献しつづけてまいりました。
水銀温度計はファーレンハイト(°F)により発明されて約300年の歴史があります。
水銀温度計の構成素材は、水銀とガラスで構成されており両社とも物性変化が少なく長期精度維持が可能です。
製造工程の中でガラスを特殊熱処理している為、数十年使用しても殆ど性能変化が起こりにくくされております。
また、国内で唯一無二のガラス製温度計製造メーカーとして目量 0.01℃(1/100)まで測定可能な製品など、専門技術を有している職人達によって全てハンドメイドで製造し、30年以上経過しても変化の少ない構造と処理を施し安定した製造能力により性能を長期にわたり維持させる技術を持っております。

創業1904年

私たちは、計る「基準」を作っている会社です。

顧客満足

株式会社東亜計器製作所では、温度の基準を計る精密な温度計=『基準温度計』を製造しております。
デジタル表示の温度計も「基準温度計」の数値を基に調整されております。
経験豊かな製造能力により、これまであらゆるカスタム品(特注品)を製造してまいりました。
長さでは、短いもので50mm以下から、長いものでは2000mm以上の製品。特殊な温度範囲 +99℃~+101℃に対して目盛が200本など分解能力0.01℃を持つ製品。ひらがなの「の」字の様な作りの温度計など多種多様な製造が可能です。
全ての製品をハンドメイドで製造しております。
経験だけではものづくりはできません。理論と根拠があって初めて再現性の高い製品を生む事ができます。
お客様のご希望にそった製造ができますので、まずご相談下さい。

安心・安全

主たる温度計の感温液に水銀や赤液を使用しております。管理基準に則り各工程にて確実な管理を行っております。
また、廃棄処分につきましても規定の処理を行い再生品に生まれ返らせております。

水銀棒状温度計製造工程1

1 長ガラス管拭き

2 ガラス管傷選別

3 ガラス管切断

4 水銀柱長さ計量

5 感温部側接続用加工

6 感温部管切断成形

7 感温部管接続加工

8 水銀量測定

9 感温部切断

10 アニーリング処理

11 真空ポンプ水銀詰め

12 真空玉形成

13 気泡だし

14 水銀柱位置出し

15 管上部封印

16 龍頭等形成

17 温度墨打ち

18 表面油分拭取り

19 ガラス表面傷調査

20 ガラス管中心点付け

21 マスキング用蝋塗り

水銀棒状温度計製造工程2

22 目盛り引き装置設定

23 目盛引き

24 追加蝋塗り(補修)

25 目盛り腐蝕

26 マスキング蝋灯油洗浄

27 目盛用仮墨入れ

28 文字用マスキング蝋塗り

29 文字入れ装置設定

30 文字入れ

31没線引き(要求品のみ)

32 マスキング蝋最終塗り

33 文字腐蝕

34 マスキング蝋灯油洗浄

35 最終墨入れ

36 墨硬化乾燥

37 最終温度検査

38 検査結果表作成

39 製品外観検査

40 筒ケース入れ

41 梱包出荷